39号 おすすめ青果のご案内
10月31日にはミンダナオ島でM6.5の地震が発生し大きな被害になっています。負傷した生産者もおり、たくさんの生産者が避難所暮らしです。しかし、予想より早く出荷が再開し、量も増えたため豊作になっています。写真は地震で倒壊したマキララ町ブハイ村役場。
今季は乾季の雨不足が深刻で、6月以降雨季に入った後も、バナナが急に水分を吸い上げた結果、実の重さに耐えられずに、株の途中で折れてしまうものが多く出ました(写真上)。その後は、台風などの強風被害が続き、収穫量が減ってしまい、35号まで企画を中止させていただきました。
ミンダナオ島のツピ町の生産者。ラクサマナ・ジョエルさん(右)。ジョエルさんのもとで畑の世話をしているハミッド・モハメッドさん(左)。たくさんできています。いっぱい食べてください。
肥後七草会(熊本県)緒方さん夫妻「豪雨や台風で苗の植え付けが少し遅れましたが、その後は好天に恵まれ11月に入っても気温が高い日が続いているため、順調にたくさんできています。温かいので、虫にも少し食べられはじめていますが、組合員のみなさんに、たくさん食べてほしいです。」
島原自然塾(長崎県)吉田さん夫妻「私たち島原自然塾は、水と緑豊かな島原半島で、日々、安心・安全な野菜作りに励んでいます。『こだわりの土』で育てた白菜が豊作です。朝晩の冷え込みで、甘みが増したおいしい白菜をどんどん収穫しています。たくさんのご注文、お待ちしています。」
グリーンあさくら(福岡県)「福岡県博多の在来品種で、煮るとかつおのだしに似た味がすることからこの名がつきました。当て字では「勝男菜」と書くことから縁起物とされています。さっとゆでてお浸しや和え物にする他、旨味が多いので煮物や汁物、鍋にもおすすめです。炒めても美味しい。
農業塾より
幸福(しあわせ)になる農業塾は、農業を取り巻く環境が厳しさを増していく(高齢化・後継者不足・耕作放棄地の増加など)中、グリーンコープの産直青果生産者とグリーンコープで一生に検討し、農業をやりたいと思う方々の研修と就農の支援を目的に2018年春に立ち上げました。このたび、1年間の研修を経た方々が就農されます。その農業のスタートを「産直農業塾卒業生の野菜セット」の利用をとおして応援していきます。農業を始めたばかりの生産者が化学合成農薬を使わずに栽培した野菜をお届けします。たくさんのご注文をよろしくお願いいたします。