セミのこと。最近小松菜のトンネルの中にセミがいることがよくあります。なぜか?うん、そうだ!、この阿蘇西湯浦の畑は今年2月〜3月に開墾したばかり、開墾前は木がたくさんあったがチェーンソーで切り、ユンボで株も抜いた、そしてユンボで土を大きく削ったり、トラクターで耕した。セミの幼虫はそのまだ下で生息していたのだ。そして7年の歳月を得て地上にでてきたところが小松菜のトンネルの中だったということだ。ここは阿蘇の内牧の近くの山の麓の畑。先日は物凄い集中豪雨で崖崩れや濁流による被害があった西湯浦です。まだ避難生活をされている方います。ようやくここまで降るかと嘆いた梅雨も明け阿蘇も夏模様となりました。。夕方になると西湯浦の畑ではヒグラシの鳴声も杉林から聞こえます。
グリーンライフより
作業日誌
今日は晴天。小松菜の成育は順調、12cmくらいの長さに伸び、葉も広がりを見せる。今日は16:00から御岳会の堀さんの畑に行き小松菜の研修を受ける。このため急ぎ仕事をすることにした。先ず、こどもピーマンに支柱を全部立てた。感覚は10本~11本のピーマン苗を数えてすべて立てた。後はネット掛けを残す。それから7番畑に小松菜の苗床を作ることにした。トラクターで2列耕し、肥料を手で撒いた。肥料は2列にミートぼかし2袋、240が2袋、マリングアノ1袋を撒いた。手で肥料を撒く方法も少し慣れてきました。それからトラクターに小松菜の畝を作る畝立て機を取り付けて2列の畝を立てた。7番畑はトラクターで何度も耕したので畑の土の状態が随分細かくなりフンワリとしてきた。7つの畑の中で一番ふんわりしているくらいになった。やはり畑の手入れをすればするほどよい土になるのだ。
16:00から御岳会の堀さんのところで小松菜の研修を受けた。堀さんは小松菜の生産16年目のベテラン。グリーンコープに毎週4000パックも出荷している。毎日6時間のお勤めをされる兼業農家だ。小松菜以外にグリーンコープに産直米も出荷されている。小松菜の仕事は家族4人でされている。小松菜はハウス10箇所もある。ハウスなので水はパイプから噴霧される。1日置きに水やりをされている。ハウスだから成長が早い。夏場は最高20日で出荷されたこともあるとのこと。小松菜は根が浅いので表面の土が乾いたら水遣りをしたがよいとのこと。それと出荷5日間の間にも小松菜は成長するので規格サイズを合わせるためにも3日に1度種撒きしたがよいとのアドバイスをいただいた。また、出荷の前日の夕方に水遣りをしたがよい、これは収穫のときに小松菜に水分があったほうが収穫もしやすいし、リパックもやすいからとのこと。また、収穫は朝5時からしているとのこと、朝収穫するのが小松菜の品質にとってよいとのこと。収穫方法は園芸鋏がよい、カッターでもよい、密集しているので鎌は向かないだろうということでした。堀さんの畑の10箇所のハウスは成育をずらした小松菜がそれぞれ育っており、阿蘇の畑と丁度同じくらいの成育の小松菜があったので、これはいつ出荷できるかを聞いたところ1週間後に収穫とのことだった。阿蘇の6番畑の第1期小松菜は今週25日に収穫予定だが25日に収穫は難しいことがわかりました。
グリーンライフより
作業日誌
今日は小雨日和。どっちつかずの天気。こういう日は畑を耕すことはできない。土が濡れているのでダマになるのだ。ダマになった土は乾いたら石のようになってしまう。土が乾いてトラクターをかけても中々土のダマはこわれない。じれったいが雨の日は種まきやマルチがけも土を耕してからの仕事になるので延期せざるを得ない。
今日は小田がこどもピーマンに2mの鉄パイプの支柱立てを行った。この支柱は畝の端の4角と中央に立てた。風の影響を考えて頑丈な鉄パイプを4角と中央にさし、その間にこの前小国で切り出した竹の支柱を立てる、その支柱にネットをかけるのだ。ネットは土から60cmくらいの高さを120cmくらいのところと2段階にする。明日朝に竹を立て、今週中にネットがけを終わらせないといけない。まだ1段目のネット予定の高さまで10cmくらい低いがこどもピーマンが成長が早まってくることを想定して急いでおこう。それと吉木さんがこどもピーマンの芽かきを620本すべて終わらせた。1回目の芽かきが終わったので成育は早まると思う。たのむから早まってくれ!
第1期の小松菜の成育は急ピッチで大きくなってくれる気配あり、2日前より3cmは大きくなっている。金曜日に充分に水遣りをした効果と今日の少雨、そして明日からの晴天におおいに期待しておこう。
グリーンライフより
作業日誌
今日は晴天、低気圧の発達で風が強い。阿蘇市西湯浦扇山の6番畑のこどもピーマンにネットをかけるため支えとなる支柱に利用する竹を切り出しに小国の高野さんの母上(76歳)と吉木さんと小田の3人で小国のとある場所に竹をとりに行きました。約2mの長さ、幅が3cm程度の竹がよいので、その竹が繁っている場所に行き、鉈で切り出し、2mの長さに切り揃えました。250本の竹の支柱を確保しました。午後は高野さんの畑でこどもピーマンのネット掛けの実践研修を行いました。ネットをピンと貼るには3人の連携プレーが必要なことがわかりました。ネットを引っ張る人、畝をまたいで2人が支柱い紐で結ぶ係が必要なことがわかりました。阿蘇のこどもピーマンも来週からネット貼りを行いますが、人手があと1名必要になった。どうしょうか?明日は第1期、第2期の小松菜に消毒液をかけるので明日朝からその準備に入ります。
グリーンライフより
作業日誌
今日は晴天。月曜日、火曜日と雨だったので第3期小松菜の種まきができなかったが、月曜日の早朝6時から雨が降る前に畝にマルチシートを被せて雨をよける処置をしていた、今日朝にマルチを剥いでみると、畝の土は雨をよけて乾燥した土だった。畝以外は雨に濡れて泥土になっていた。マルチで雨よけは成功。小松菜の種撒きは種は糸巻きに種を等間隔でオブラードでくっつけている、種まき機に6個の種をくっつけた糸巻きを6個設置して、畝に糸を流し6つのローラーが糸巻きを踏みつけながら種を土の表面近く中に埋めていくという方法である。畝幅が狭いと1人で種まき機をおしていけるが、畝幅1mと長いため種まき機を吉木さんとハンドルを片方づつ持ち、エンジンをかけてコロコロ転がして種を撒く。第3期の小松菜は3列の畝で、1列目の畝は糸巻きが土に入らず、ちょっと手間と時間を費やすことになった。原因は糸の縒りがゆるいものがあり、これが糸を送り出すパイプ穴の中でからまったのではないかと思う、また、出発の際はしっかりと6つの糸の先端が撚れないように結ぶこと、それでもできないときときは割り箸などに括り付けておくのがよい、とのアドバイスを高野さんからいただいた。2列目、3列目は上手くできました。小松菜はそれから支柱をたてパオパオというシートでトンネルを作り、午前の仕事は終わった。もっと短時間でやらないといけない。
午後は小国の高野さんの畑にいき、こどもピーマンの支柱立ての実践研修をおこなった。支柱を確保するために高野さんの母上さんに明日の朝、竹が繁っている場所を案内いただき、300本の支柱(竹)を切り出すことにした。
また、第1期の小松菜び虫喰いの後があった、高野さんから農薬を撒いたがよいとのアドバイスをいただく。農薬を撒くための200リットルのタンクをコメリで購入しました。明日か明後日、準備ができ次第第1期と第2期の小松菜に農薬散布することになった。農薬の撒きかたも知らないので勉強しなければいけない。農薬を撒かなければ無農薬で出荷できるが、虫喰いが大量だった場合は出荷できない場合も考えられる。判断が難しいところだが経験のないことなので高野さんの考えが正しいのだろう、と思った。100リットルの水に50gの農薬を入れる、2000倍に薄めるということだ。必要なものは200リットルタンクとスズラン噴霧、ハンドル。先ずは農薬の撒き方を勉強しよう。
グリーンライフより
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今日は朝から雨。朝6時から小国の高野さんの畑に大根の収穫と出荷準備の実践研修に行きました。収穫は初めて経験でしたが、大根を見て収穫できるもの、できないものを瞬時に見れること、収穫した大根を袋に詰めるときも、後々の作業を考え、袋からの大根葉の出具合、重さを均等になるように厳しく作業をしている様子を見ることができました。運搬車での袋に入った大根の並べかたもやり方があり、これも大根や他の作物もそうだが作物のカタチにあわせ無理なく効率よく積まないと、運搬車にのせる量が少なくなったり、大根に傷がついたり、落下したりするので、荷物ののせ方から後々のことや、早く、効率よく、疲れない、そういう動き方を常に考えながら行動することの大切さを学ぶことができました。また、袋に11本の大根を詰めて入れるのですが大根葉が袋からでる葉っぱの長さがどれも均等に同じように入れているのは、1袋づつまとめて袋に入った大根の葉っぱをいっぺんに包丁で切ることができるからでした。9時ごろから作業場で最新鋭の大根洗い機で大根を洗う作業を行いました。
14:30分金子産業の栗原さんが挨拶訪問にこられました。西湯浦の畑を案内しました。第1期の小松菜は本葉がどれもでて、トンネルの中では虫喰いや痛みもなく、葉色はあざかな薄い緑色で元気に成長している、第2期小松菜も二葉がでて順調な成長であることを見てきました。こどもピーマンも順調。里芋は1番畑のマルチが1枚剥げていたので手直しをしました。狸らしき足跡があり、これが犯人だと思われた。電気柵を急がねばいけない。
グリーンライフより
作業日誌
今日の天気予報は昨日夜の予報で阿蘇地方は朝から雨とのこと。急遽、今日は6時から畑に入り、昨日作った第3期小松菜の畝にマルチシートを被せ、雨で土が濡れないようにすることにしました。そうすれば雨があがる明後日16日にはマルチを剥げばすぐに種まきができるので、そのように対処することにしました。マルチは手作業で一人作業だったので時間は1時間程度かかりましたがとりあえずの応急処置をしました。それから高野さんから連絡が入り高野さんの畑では大根が鹿の被害があっているとのこと、阿蘇の畑でも害獣対策が必要で電気柵の設置を急がねばいけないことがわかりました。高野さんから電柵の機械を購入し、早いうちに電線や支柱も急ぎ購入して取り付け設置を急ぐことにしました。日程はまだ未定だが急ごう。
グリーンライフより
作業日誌
今日は晴天だが、第3期の小松菜を本来は今日種まきをしないといけなかった。昨日は私用で作業できなかった。明日、明後日は阿蘇地方は雨で種まきできない。今日畑を起こし種まきまでは人手がなく種まきまでは難しい。種まきは2人で片方ずつハンドルを持ちハンドルを下側に押さえ気味にして畝の上を動かしていく操作が必要です。慣れている人は1人でなんとかするだろうが、まだ不慣れな自分では1人運転は難しいと考えました。そこで種まきまでの準備としてトラクターで耕し、肥料を撒き、畝を作るまでをやることにしました。明日午後から雨ならば明日朝のうちに吉木さんと2人であれば種まきとトンネル作りはできる、という進め方にすることにしました。
小松菜の3期畑に肥料をミートぼかし1袋、240が1袋、マリングアノ0.5袋を撒きました。